わかち合う時を求めて、

わたしたちの共有地をつくる


日々詩喫茶室|日々詩編集室


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第一章 特別幕|迷い、思い、変化

2022年8月8日

ひびうた代表、大東さんと面談。

「カフェをやってほしいと思うのは中村さんしかいない」
とても嬉しい言葉をもらったが、不思議な気持ちだった。

数回しかお会いしたことがなく、密に連絡を取り合っていたわけでもない。
oak165coffeeを閉めた経緯もあるし、もっと近くに力のある人がいるんじゃないのかな。

その頃、私は福祉の仕事を探しているところだった。
これまで周りの人にたくさんのものをもらってきたから、次はそれを誰かに渡すことができる人になりたい。
そんな思いもあって、福祉系の通信制大学で勉強も始めていた。

飲食業をずっとやるのは難しい。
やめよう。
でも捨てきれない。
福祉職をやってみて、それでも戻ってきたかったらまたやればいいかな…
ずっとずっと揺れていた。

プロジェクトの話を聞いた。

就労支援とカフェ
福祉と飲食のハイブリッド

なんという絶妙なタイミング。

だけど、この人の期待に応えられるだろうか。
利用者さんにやりがいや働く幸せを感じてもらえるだろうか。


2022年8月14日

仲間(COMPANY)に加わりたいと返事をした。
抱える不安は小さくなかったが、ワクワクの方がはるかに大きかった。

またお店ができる。
oak165では乗り越えられなかったこと、今回はひとりではない。
新しいことを始める不安や、これから出てくるであろう課題も、どっしりゆったり構えた人となら乗り越えられる。

大東さんは、目の前の一人ひとりを大切にしていて、アイデアに満ちていて、そして穏やかな人。

きっと、自分では気づかない私の中にある何か大切なものを見てくれている。
この人が信じてくれた私自身を信じてみよう。


現在(2022.11.18)

それから三ヶ月くらいが経過した。

何度か打ち合わせを重ね、その間にもどんどん彼からアイデアが生まれる。

いくつもの講座、出版、書棚、ブッダボウル、シルクスクリーン…等々

誰かが生きやすくなるように、誰かが輝けるように。
そんな共有地を作ろうとしている。

そして、みるみるうちに具体化し現実的になっている。

それが彼の力だと思った。

思いを実現する力のある人。
強い芯を持っている人。

とても頼もしいし、最初とは全く違うワクワクを感じている。

この人の力になりたい。
ここに集まる人の支えになりたい。
ここで生まれるものを動かす一つの歯車でありたい。

2022年11月18日
HIBIUTA AND COMPANY│日々詩喫茶室 中村早希

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