わかち合う時を求めて、

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第一章 第二幕│一か八か

2022年8月14日
中村早希さんが仲間(COMPANY)に加わる。

2022年8月15日11時43分
印パクト秋田店主の秋田さんにメールを送信する。
これまでに三度、店舗使用の相談をしたが、使用許可を得れずにいた。
他の物件も探したが、直観が働かない。

2022年9月8日にクラウドファンディングを公開することは決めていたので、それまでに店舗を決め、内観・外観のイメージを共有したかった。

店舗が決まってからクラウドファンディングを公開したらよいのでは、との意見もあったが、HIBIUTA AND COMPANYにおいて就労支援を受けながら働くことが必要な仲間がいることを考えると、時期をずらすことは選択肢になかった。

送信するメールの内容を考えていた。
これまでと同じことを伝えるだけでは、結果は変わらない。

そこで、一か八かの賭けに出ることにした。

秋田さんからは津店での仕事を終えると、本店(閉業した久居店)に来てゴム印づくりをしていることを聞いていた。

一人で夜遅くまで仕事をするのは大変なのでは。
そう感じてはいたが、私たち素人が手伝えることではないのかもしれない。

それでも、この一点を交渉に絡めるしか他に手段はなかった。

メールの本文に、必要であればゴム印づくりの仕事を手伝いたいことを書いた。

とても助かる、と喜ばれるか。
素人が口を出すことではない、と怒りを買うか。

どちらに転んでも悔いはないと腹を決め、送信ボタンを押した。

2022年8月15日17時過ぎ
ひびうた(現店舗)に秋田さんが初訪問。
「メールを読んで、これは来なければと思った。」

館内を案内してから話し合った。
翌日、久居店の内覧が決まった。

2022年8月16日14時過ぎ
ずっと外から見ていた景色に入ることができた。
ここでプロジェクトを実施したい思いをさらに強めた。
ゴム印づくりを請け負うことを条件に店舗使用の許可が下りた。

時にリスクを冒すことで、未来を切り拓く。

その後、秋田さんとは店舗契約の関係を越えたつながりに発展するが、それはまた別の話。

いつかまた、別の時に話すことにしよう。

※印パクト秋田店主の秋田 健さん


2022年11月24日
HIBIUTA AND COMPANY 大東悠二

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